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天神院長 佐藤秀一「糖尿病の治療について」 THIS_SITE_TITLE

天神院長 佐藤秀一 | 糖尿病の治療について

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最食べる量と同時に適正な運動量を考えることが不可欠であり、これこそが“エネルギーバランス”です。 二田哲博クリニック天神 二田哲博クリニック天神 糖尿病専門医 甲状腺専門医 佐藤秀一

糖尿病治療は「食事」と「運動」から。

人間は、食べたものをしっかり蓄えるように出来ています。それは、食べられないときにエネルギー不足で困らないようにするためです。しかし蓄える量にも限界があります。動かず食べ過ぎてしまえば、体の“エネルギーバランス”は破綻して、体重や血液に異常を来たします。

私たちの健康な体は、“食べること”、そして“動くこと”によって維持されています。このふたつのバランスがいずれかに偏っても健康は保てないのです。

私は患者さんに、“食事制限”ではなく“食事療法”といつも言っています。ひとりひとり好きなものや食べたいものは千差万別です。食事療法とはそれらを制限するのではなく、量やメニューの偏りを修正することです。糖尿病治療の一環として“バランスよく適切に食べること”が大切です。ところが、多くの方はこの食べ方に問題があることに気付いていません。朝食をしっかり食べること、よく噛んで食べること、遅い時間に食べないこと、野菜を食べることなど、食べ方の問題に気付き上手く修正できれば糖尿病治療は大きく前進します。同時に、食べている量に対して運動する量が少ない事に気づけば、更に糖尿病治療は前進します。

仕事をすること、歩くこと、買い物に行くことも運動なのです。これらの運動をするために食べることは大切です。であれば、『食べる量を減らせば、運動しなくてもいいのではないか』と考えるかも知れません。確かに正しいように思えますが、ただ量を減らせばよいわけではありません。運動量が少ない人の寿命が縮まることは既に明らかにされており、将来寝たきりになる危険性も高まります。だからこそ、食べる量と同時に適正な運動量を考えることが不可欠であり、これこそが“エネルギーバランス”です。

続けられる治療こそが
あなたにとっての糖尿病治療です。

糖尿病の治療は続けられそうなことから試していくことが大切です。 二田哲博クリニック天神 糖尿病専門医 甲状腺専門医 佐藤秀一

活動量のアップも、続かないと意味がありません。続けられそうなことから試していくことが大切です。まずは日常生活で活動量が減っている原因から克服することが大切です。一日のエネルギー消費の3割は、立ったり座ったり、トイレに行ったり家事をするなどの日常の活動(NEAT:Non-Exercise Activity Thermogenesisと言います)が占めます。しかし、筋肉量が少なければ十分にエネルギーを消費できません。NEATをしっかり続けることは筋肉量を減らさないためにも大切です。食べたあとにゴロゴロしてしまうと、せっかくのダイエットのチャンスが台無しになります。

活動量をアップする方法を考えるのは次のステップです。
筋肉量を増やそうとして筋トレをいきなりはじめようとしても、なかなかうまくいきません。筋肉を作るには適正なタンパク質や糖質などを摂取することも同時に必要です。食べる量と運動量のエネルギーバランスを管理栄養士、健康運動指導士そして糖尿病専門医と相談しながら計画を立て実行し、そして続けていくことが大切です。そのために、私たち糖尿病のプロフェッショナルがいます。食事と運動のカウンセリングと診察であなたの糖尿病治療を支えます。

お薬を使うことも大切な治療法の一つです。
ここ数年で安全性の高い有効な糖尿病薬が多く開発され10年前と比べ、大幅に安全に安定した血糖値を目指すことが可能となりました。それぞれの患者さんに合ったきめ細やかなオーダーメイド治療ができ、インスリン注射を行うにも、注射の量を減らすことも可能となってきました。お薬による治療も続けられないと意味がありません。うまく続けるためにも、最も適した治療法を私たちと一緒に探していきましょう。

毎日の体重測定。毎月の血液検査。
示された数値が意味することを理解することから。

食事療法・運動療法・薬物療法について一緒に振り返り、前を向いて、どうして? どうすれば?を、考えましょう! 二田哲博クリニック天神 糖尿病専門医 甲状腺専門医 佐藤秀一

朝の体重は、昨日に食べた量と活動した量の収支の結果です。朝の体重測定は面倒です。そしてその数値を見るとどのような気分になりますか?変化が無ければ毎日測定することが嫌になります。人間は、嫌なものをわざわざ見ようとはしないものです。自分の心の中で、“必要ないこと” “理解し難いこと” “受け入れがたいこと” は、いつしか心の奥底に隠してしまいがちです。毎月の血液検査も同様です。HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は過去の血糖コントロールを反映しています。良い結果が出た時は、私たちもあなたと一緒に喜びを共感(共歓)します。思うような結果が出なければ、気持ちも落ち込みます。しかし、落ち込んでばかりはいられません。気持ちを切り替え、先月までの食事療法・運動療法・薬物療法について一緒に振り返り、前を向いて、どうして? どうすれば?を、考えましょう! 検査結果を見てひとりで悩まないでください、そのために私たち糖尿病専門スタッフが傍にいます。一緒に考えていきましょう。

糖尿病治療の目標とするところは…。

糖尿病とうまく付き合い、10年後も20年後も元気な日々を送れるように一緒に頑張っていきましょう。 二田哲博クリニック天神 糖尿病専門医 甲状腺専門医 佐藤秀一

血糖値はある程度高くてもそれといった症状はありません。しかし、血管は高血糖にさらされると大きなダメージを受けます。血管は硬くなり、詰まりやすくなりますが、詰まらない限り症状もありません。そして、糖は全身の血管を循環するわけですから、詰まる血管も一か所とは限りません。このような兆候をいかに早期に発見し、進行を食い止めるかが重要なのです。食い止めるためには、血糖にのみならず、血圧、コレステロール、肥満、尿酸などといった血管にダメージを与える要因を同時に管理しなければなりません。 つまり、糖尿病による合併症や脳梗塞・心筋梗塞などを予防するためには、様々な方向から診る力、そして治療する力が私たち糖尿病専門医には求められます。合併症を予防するためには、薬の選択・組み合わせがより重要になってきます。そして、早期発見のために、血管や心臓に関わる検査、眼、腎臓そして神経に関わる検査なども定期的に行うことが大切です。あなたが、糖尿病とうまく付き合い、10年後も20年後も元気な日々を送れるように一緒に頑張っていきましょう。

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