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甲状腺の病気「アイソトープ治療」 THIS_SITE_TITLE

甲状腺の病気|アイソトープ治療

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アイソトープ治療とは、甲状腺がヨード取り込むしくみを利用した治療法です。

アイソトープ治療のしくみ

甲状腺は、海藻や魚などの食べ物に多く含まれるヨード(ヨウ素)という成分を取り込んで甲状腺ホルモンを作り分泌しています。アイソトープ治療とは、甲状腺がヨードを取り込むしくみを利用した治療法です。

アイソトープ治療が適した方

薬で治りにくい人、薬の副作用が強い人、バセドウ病手術後に再発した人、心臓や肝臓の悪い人、早く治りたい人など

アイソトープ治療が適さない方

甲状腺機能亢進が軽度な方、妊婦や妊娠の可能性のある方、授乳中の方など

アイソトープ治療のながれ

来院1回目

採血・超音波検査などをおこない1~2時間程度で終了。

採血をして甲状腺の機能を検査します。

超音波で甲状腺の大きさをはかります。

アイソトープ治療をおこなう日時を決定します。
→ヨード制限食や生活の注意点について説明します。治療日の前後、2週間程にわたってヨードを制限した食事をします。

来院2回目[前回より数日~1か月後]

15分程で終了

甲状腺ヨード摂取率測定をおこなうために放射性ヨードの入ったカプセルを飲みます。


*ヨード摂取率検査とは、微量の放射性ヨードが入ったカプセルを飲み、その24時間後に甲状腺を撮影して甲状腺にどのくらいヨードが集まるかを測定する検査です。この検査によって、アイソトープ治療をおこなう際に飲む放射性ヨードの量を決めます。 痛みはまったくありません。

来院3回目[前回より24時間後]

15分程で終了

受付後、アイソトープ施設内の特殊な装置で甲状腺を撮影し甲状腺ヨード摂取率を測定します。→結果説明。(甲状腺の重量、摂取率より計算し、アイソトープ治療に使用する放射性ヨードの量を決定。)

来院4回目[ヨード摂取率測定から1~3日後]

30分程で終了

受付後、アイソトープ治療施設内で、放射性ヨードの入ったカプセルを服用します。
→甲状腺専門医から日常生活での注意点などをご説明します。
服用後、甲状腺に吸収された放射性ヨードは放射線を発して徐々に組織を破壊します。この治療によってバセドウ病で肥大した甲状腺を小さくし、甲状腺ホルモンの数値を下げます。

来院5回目[前回より1ヶ月後]

1時間程で終了

診察

採血をして甲状腺の働きを確認し、結果に応じて甲状腺の薬を調整しながら徐々に薬を飲まなくても良いように治療していきます。病気の状態が良くなるのに比例して、その後の定期検査の間隔は長くなります。

定期検査

来院日数・来院回数・所要時間・内容については個人差があります。
アイソトープ治療で甲状腺機能が正常化するまでの期間は、個人差があります。

アイソトープ治療についてよくある質問

Q1.放射性ヨードを飲んで危険はないですか?
バセドウ病のアイソトープ治療に使用する放射線の量は、大変少ない量ですので妊娠中や授乳中の方以外は危険ではありません。

Q2.甲状腺の組織が破壊される時は痛くないですか?
痛みはありません。

Q3.カプセルはどのくらいの大きさで何錠飲みますか?
カプセルは1.5センチほどの大きさで、1~数錠飲みます。

Q4.放射性ヨードが甲状腺を全部壊してしまいませんか?
甲状腺専門医がその方に合った投与量を算定し、放射性ヨードの量を調整しますので大丈夫です。。

Q5.入院が必要ですか?
入院は必要ありません。全身状態が極端に不良な患者さんでは入院(他院)にて行うことがごく稀にあります。

Q6.ヨード制限食とは何ですか?
アイソトープ治療を効果的におこなうために、ヨードを多く含む食品を食べないようにすることです。

×食べてはいけないもの
● 海藻類
(のり、こんぶ、ひじき、寒天、わかめなど)
● 貝類(あさり、しじみ、かき、あわび、貝柱、貝のだし汁など)
● 魚類(魚、かまぼこ、ちくわ、さつまあげ、魚の缶詰、魚の干物、塩辛など)
● 内蔵部分(レバー、モツ、砂ずり、ホルモンなど)
● 赤色の人工着色料を使った食品(チェリー・福神漬・紅生姜・梅干・アメやゼリー等の菓子類など)
● 和風だしを使った食品(にぼし、かつおぶし、いりこなど)
● 内容成分が不明な食品(インスタント食品や健康食品など)

◎食べて良いもの
● 穀類
(ごはん、パン、麺、餅など)
● 肉類(内臓部分を除く牛肉・豚肉・鶏肉など)
● すべての野菜
● すべてのきのこ類
● 卵(1日1個まで)
● 和風だしなどの調味料を使わない場合の豆腐、油揚げ、納豆、厚揚げ、すべての大豆製品、枝豆、煮豆など
● 牛乳(1日200ml程度)
● すべての果物
● 海藻類を使用していない洋風だし(しいたけ、鶏ガラスープ、肉のだし汁、コンソメ、ブイヨンなど)
● 飲み物(コーヒー、ジュース、緑茶、ウーロン茶など)

*控えること
● 喫煙、過度の飲酒。
イソジンなどのヨードを使用したうがい薬の使用。

Q7.なぜヨードの入った食事を制限するのですか?
甲状腺ヨード取り込み率検査やアイソトープ治療は、甲状腺に放射性ヨードを取り込ませる検査や治療です。しかし、食物によってヨードが取り込まれてしまうと甲状腺は放射性ヨードを取り込まなくなり、正確なヨード取り込み率の測定やアイソトープ治療に必要な放射性ヨードの量の決定、効果的なアイソトープ治療ができなくなってしまいます。ヨード制限食を厳格におこなうことは大変重要です。

Q8.あやまってヨードの入った食事をしてしまったらどうしたらよいですか?
食事の内容や量などをすぐに主治医に知らせて指示を受けてください。

傷跡が残らず痛みのない安全な治療法です。

アイソトープ治療とは、欧米ではバセドウ病の患者さんの約8割がおこなっている一般的な治療法です。放射性ヨードが入った小さなカプセルを飲むだけで、肥大した甲状腺を適度な大きさにすることができ、手術のように喉元に傷跡が残ることもなく、痛みも入院の必要もありません。日本でこの治療法が普及していない理由としては、治療技術を持つ医師が少ないこと、アイソトープ施設という専門施設が必要なことがあげられます。二田哲博クリニックは、アイソトープ治療ができる施設を持った国内では数少ない医療機関のひとつです。治療に使用するカプセルのヨードの量はたいへん微量で、妊婦さん以外であればどなたでも安全に治療を受けることができます。治療は、国の大変厳しい基準を満たした施設内で厳重なチェックのもとおこなわれ、スタッフは放射線量を測定するガラスバッジを携帯して、常に安全な放射線量であることを確認しています。

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